生育時の植え替えのメリットは?

植え替え時に根の周りの現在の土を崩さず、鉢土を足す要領の鉢替えの場合、
赤玉土 5  乾燥牛糞堆肥 5 の割合の用土で実施すると、
植え替え後の株の生育が格段と良くなるはずです。

例えば粉粧楼の様に花弁質が薄く繊細な品種には、施肥は少量づつ回数を多く、
また窒素分(油粕)を控えめにするか、むしろ施肥そのものを控えめにして、
堆肥の通年2〜3回の繰り返しの鋤きこみをお勧めします。
通気性・保水性の良好な土壌では、根はふんだんに水分を地上部へ補給し、
結果葉は密に茂ります。
健全な沢山の葉は、光合成でその株に必要な栄養分を自ら作り出す事が出来るのです。
また病気・水切れ等で夏場出来るだけ落葉しないように気を付けて下さい。
夏の間いかに多くの葉を残すか如何で、
秋の花の良し悪しが決定してしまうと申し上げて差し支えありません。


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