バラ苗栽培の手引き

お送り致しました鉢苗には、たい肥等たっぷりと入っておりますので、到着次第早速露地植え又は
プランターに植え替えしても差し支えありませんが、生育期間の2ヶ月間は
このままでお育てすることをお勧め致します。

バラ苗の肥料について

5月〜9月…1ヶ月に1回、骨粉2:油かす1の割合のものを
ティースプーン3杯、鉢の隅に撒く。
10月…土壌中和の為、苦土石灰ティースプーン3杯を鉢の上全体に撒く。
12月…(乾燥牛フン・バーク堆肥・腐葉土)1と(骨粉2・油かす2・草木灰1)ティー
スプーン5杯を混ぜて鉢の上全体に置く。その上にピートモスでマルチングをする。

バラ苗の消毒について

黒点病には…ラリー3000倍、サプロール1000倍
うどんこ病には…ストロビー2000〜3000倍
殺虫剤…アディオン2000倍、アドマイヤー3000倍
殺菌予防剤…ダコニール1000倍
以上の薬剤に展着剤を加えて5月〜10月まで月に2回程度散布する。
また梅雨明けに発生する葉ダニ(葉の表面に出来る白い細かな点で分る)には
ケルセン1000倍を3日おきに3回葉の裏表を洗い流すように散布する。

開花後の処理について

1、春の1番花が終わりかけたら、5枚葉(本葉)の付いている1cm上を切る。
2番花・3番花、秋の1番花・2番花も同様に切る。
2、本格的な剪定時期
関東以南…2月、以北…3月、樹高〜低…春に伸びだした1番枝、中位…2番枝、
ブッシュ又はシュラブ…3番枝いずれも外向きの良い芽を選んで
芽の1cm上を剪定する。この時内側に伸びている『ふところ枝』は取り除く。
尚、オールドローズはモダンローズの様に強く剪定しても花が大きくなることはありません。
特に一季咲きの場合は剪定をやり過ぎると花付が悪くなります。
あまり強い剪定はせずに花がら切り・花後のシュート処理をこまめに行って、
全体をこんもりとしたブッシュ・シュラブに整えましょう。


オールドローズの栽培についてのご相談は、1年を通じて受付けております。
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